克己
まず、見つめること。
物事を始めるとなった時、周りの状況ももちろんだが、まずは自分の置かれている立場や状況、何より己の状態を見つめなければ事は上手く行かない。
これをおざなりにしてしまうと、間違った方向に進んでしまったり中途半端になってしまったりする。
己を見つめ、そしてそれを認めること。
これが基本だ。
今日の午後、明後日から使用する作業着を買いに行ったわけだが、自分が思ってたサイズの服を試着すると少しキツイ。
ワンサイズアップするとちょうど良い。
確かに最近身体のボリュームが増したように思っていた。しかし、それを見つめることを怠り認めようとしなかった。
試着してその現実を突き付けられ、認めざるを得ない状況に追い込まれた。
ボリュームアップしたのは明らかに私の日々の甘えによるもので、私はそれを改めることなく、見つめることなく今日まで生きてきた。
しかしこれじゃあかんのである。
幸いにも今日作業着が私に現実を見つめさせてくれた。そして私はそれを認めた。
折しも本日は七月一日。一年の後半戦が始まる日だ。
ここで気付かせてもらったのは、何かよくわからない力が働いたからだと思うのが前向きな考え方。
この堕落した生活、と言えばオーバーだけれど、これからは自分を律し、日々己を見つめ、向上に努めていきたいと思う。
口では何とでも言えるのだが。