禾坂⑦
缶バッジが残っているせいである。今日選んだのは白石麻衣の缶バッジ。推しではないものの、彼女のプロアイドルとしての精神は尊敬に値する。MVを見ていても隙がなく、凛とした振る舞いは乃木坂46イチだ。
缶バッジ四つとミンティア七つ(一つ食べた)。私のミンティア生活は始まったばかりだ。
朝夕の通勤及び帰宅ラッシュの車の中、いつの間にか買っていた乃木坂46の四枚組のMV集を繰り返し見ているか、どうやら私はストーリー仕立てのMVが好きみたいだ。
例えば『ロマンスのスタート』
西野七瀬が可愛いのは勿論だが、ツインテールの白石麻衣も可愛いし、生田絵梨花も可愛い。見所がたくさんあり飽きない。
『そんなバカな』
これはストーリーとしてバカバカしくて面白い。橋本奈々未と生田絵梨花が良い味を出している。
しかし、どハマリしたのは『無口なライオン』である。不覚にも感動し涙がこぼれそうになった。話の流れ的にはベタであるが、こういうのに弱い。多分自らに重ねるところもあるのかもしれない。もう戻れないあの日、みたいな。
ともあれ、まだしばらくは乃木坂46熱は冷めそうにない。新曲のMVも見て、CDも予約してしまった。
オッサンという肩書きがあるため、人の目を気にして周囲には公には出来ないが、ひっそりと応援は続けていきたい。それが癒やしとなる限りは。